さて、2019年も10月となり日本国では消費増税が執行されてしまったが、当ブランドxCROWxNILxTAILxCOCKxの商品価格には変更がない。
増税前の価格のまま公式オンラインショップに陳列されているので、気構える必要がない点、強く認識していただければと思う。
しかしながら、ほとぼりの冷めた頃合いには、増税云々関係なく商品価格の値上げについて具体的なプランを提示する予定でいるので、現在価格で購入できる期間はそう長くはない。
ところで、思えば実に数ヶ月ぶりのブログ更新となる。
もはや誰もがxCROWxNILxTAILxCOCKxのことなど忘却していることだろう。
誰か覚えていらっしゃるだろうか。
特に新作の発表などもなく、実世界でのブランド活動は膠着(こうちゃく)状態の冷戦下であるが、廃業したわけではないので今後もブランドは継続すると断言する。
ただ、作品を制作するにも資金が必要なわけで、昨今のxCROWxNILxTAILxCOCKxではK18を使用していることから特に、作品発表に対するリスクを潜在的に過大評価してしまっている説がこのやる気のなさを説明するに相応しいかもしれない。
あとは、仮想通貨の値動きに執着しすぎなことだったり…。
脳内のデータベースにあるブランドの今後の展開としては、まず、現在for DEVILラインとして機能している硫化銀とゴールドを主マテリアルとした作品コンセプトをブランドのデフォルトな特色として縛り、それ以前、つまり2015年以前に発表したオーソドックスなシルバーアクセサリー作品について、公式オンラインショップ上での販売を終了するつもりでいる。
その上で、現行ラインfor DEVILの世界観を当ブランドのデフォルトとした後、価格改定を敢行する予定だ。
この計画は、具体的には2020年以降に段階的に遂行していく。
個人的には、私は自分の創造したxCROWxNILxTAILxCOCKxというブランドとコンセプトに対する将来性を誰よりも評価しており、この活動は今世を賭けた聖戦であると位置付けている。
よって、長期に及んでは潮の満ち干のごとく不可避な事業の盛衰をエネルギーの自然な流れであると捉え、であるからこそ衰退に映る現状の先に控える隆盛を私はイメージし続けることができるのだ。
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著/臣咲貴王
