完全ワイヤレスイヤフォン「ERATO VERSE」の潜在能力

ワイヤレスイヤフォン ERATO VERSE

もう7月のこととなるが、イヤフォンを失くした。

 

欲望の坩堝(るつぼ)である都会への外出時において、忌々しき喧騒を遮断する音楽の存在は、我が人生に不可欠なものであり、ついて、これを好機として絡み付くコードのしがらみから解き放たれるべく、ワイヤレスイヤフォンの世界へと踏み込んでみようと思った。

既知の一般的イヤフォンと比較し、ワイヤレスイヤフォンは相対的に高価格であるが、Bluetooth接続によって実現されたコードレス環境で音楽観賞を楽しめるというメリットの魅力は絶大である。

 

2018年現在において、もはや完全ワイヤレスイヤフォンは珍しいものではなく、様々な種類のものが各メーカーから販売されているが、私は今回、デザインと機能性、コスト面を総合的に考慮した末に、「ERATO(エラート)」というメーカーの「VERSE」という種類のワイヤレスイヤフォンを購入するに至った。

 

 

結論から言って素晴らしかったので、本記事では、我がミュージックライフに革命を興じたワイヤレスイヤフォン「ERATO VERSE」について、感想を綴っておく。

 

まず、何よりコードレスであることの開放感たるや、潜在意識に刷り込まれた有コード時代の呪縛が深過ぎて違和感すら感じるほど快適なのである。

音質に関しても、私個人の未熟な聴覚にとっては非常に良好で、低音の鳴りも良いと判断し得る。

 

Bluetooth接続によるワイヤレス環境の実現ということで、接続の安定感が気になるところだが、比較的安定していて悪くない。

ただ、場所によっては、電線や鉄道架線の影響なのか度々音が途切れて1、2秒程度旋律が行方不明になる瞬間があり、そのデメリットについては許容できるかどうか検討する必要があるかもしれない。

また、渋谷駅、新宿駅近辺の都心で使用した結果、共に屋外の混雑した人混みの中では接続が不安定な傾向があったが、建物の中や電車内のような閉鎖環境においては、音が途切れる場面はほとんどなく安定していた。

 

尚、着用時のデザインは非常にシンプルで洗練されているのだが、使用中は本体のブルーライトが規則的に点滅する仕様になっており、個人的にはほとんど気にならないが、気になる場合は購入前に注意が必要かと思う。

ワイヤレスイヤフォン ERATO VERSE

 

あとは、ワイヤレスということで、本体の充電が必要となる点はデメリットであるといえるだろう。

本体は、一回の充電で3時間ほど使用可能。

尚、フル充電した付属ケースを持ち歩けば、ケース内で充電を繰り返して合計15時間ほど使用可能とのこと。

バッテリー残量が少なくなると、女性の声で「battery low」という英語アナウンスが入る。

 

ケースは小さく、目薬程度のサイズ感とデザインなので、持ち運びに苦はない。

ワイヤレスイヤフォン ERATO VERSE

ワイヤレスイヤフォン ERATO VERSE

 

さることながら、上記デメリットを差し引いても余りが出るほど、コードレスの解放感が素晴らしい。

コード付きイヤフォンによる日々の慣れ親しんだ塵のようなストレスの蓄積が完全解消されたことによる今後の人生への影響は計り知れないだろう。

また、今月に入って、ちょうどイヤホンジャックのないiPhone 8に機種変更したこともあって、iPhone 8とこちらのVERSEは外出時の音楽鑑賞に有益な改善をもたらすベストタッグとなった。

ちなみに、ERATO VERSEは、iPhone 4Sとも簡単にペアリングでき、問題なく使用できた。

 

最後に、バッテリーの持ちについて、13時間以上に及ぶ実体験から導き出した実証結果を以下に残しておく。

今季お盆休みの帰省に際して、東京から岡山間を半日かけて電車のみで移動したのだが、その際にERATO VERSEを使用した。

1時間弱のケース内充電を繰り返して使用し続けた結果、バッテリーは15時間使用可能という謳い文句通り、半日以上に及ぶ鬼的使用に悠々と耐え得るものであった。

 

ERATO VERSE。

大いに推奨できるワイヤレスイヤフォンとして、今後とも活躍することだろう。

 

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著/臣咲貴王



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