脱ヴィーガン、短期ラクト・オボ・ベジタリアン回帰の実践

ラクト・オボ・ベジタリアン

我が食生活に関する報告。

 

肉食の廃止から丸8年、そして、完全菜食のヴィーガンへ移行してから3年と4ヶ月が経過した。

そんな中、先日より一ヶ月間に限定し、乳製品と卵の摂取を許容するラクト・オボ・ベジタリアンの食事形式へと回帰することとなったので、今回はその経緯についての記事となる。

 

事の顛末は、近年の肉体の可動不良に始まる。

元より、副業の形で肉体労働を続けているので、必然的に起こり得る腰痛などのメジャーな症状については無視できたのだが、ここ一年弱の間、症状として手足の痺れ(しびれ)が断続的に発生するようになっており、この危険信号に対する早急な解決策が必要とされたのである。

迷える痺れ人間のまま生きていくことは過酷ゆえ。

 

この手足の痺れに関しては、具体的には一日の間に何度も頻発する症状であり、またそのまま手足が攣る(つる)といった症状へと繋がるパターンも多い。

安易な自己診断ではあるが、結論としては末梢神経系の作動不良、すなわち、完全菜食の継続によるビタミンB12の欠乏であるとの診断を下した。

症状が出るまでは、ベジタリアン以前の雑食生活によって体内に蓄積されていたであろうビタミンB12を消費することによって健常さを維持していたが、そのビタミンB12の体内ストックが切れたことによって、昨今のような手足の痺れが発生したと考えると辻褄が合うからだ。

もしくは、椎間板ヘルニアの症状として表出する手足の痺れであるとの考えも妥当であり、事実、腰痛も患っているのだが、痛みが軽度なため整形外科等を受診するには至っておらず、これについては、今回の食卓改革の影響をみてから考えたい。

 

完全菜食によるビタミンB12の欠乏については、以前より知識としてインプットされており、サプリメントであるスピルリナを飲用することなどによって対策を図っていたのだが、スピルリナに含まれるビタミンB12が体内において不活性成分であるという情報に対する懸念もあり、同時に飲用継続の結果として痺れの症状改善には至らなかった。

スピルリナの品質に関しては、健康補助食品として大いに信頼に値し優秀であると個人的に評価しているのだが。

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そのような経緯から、仮定される不足栄養素を補うべく、実験的に短期間に設定し卵と乳製品の摂取を許容するラクト・オボ・ベジタリアンの食生活に舞い戻ることに決定したのである。

脱ヴィーガンだ。

しかしながら、依然として肉食を忌避する信念は盤石ゆえ、菜食主義者であることに変化はない。

自らを被験体としたこの人体実験の結果によっては、今後の食生活について改めて考え直す必要性も高いだろう。

 

とりあえずは一ヶ月。

症状の改善がみられなかった場合は、整形外科の門を叩いてヘルニア宣告を受ける未来が現実味を帯びてくるかもしれない。

 

スーパーマーケットで、久しぶりに鶏卵をレジスターに通したが、まるで密輸業者のように実に緊張感のある場面となった。

果たして本当に買えるのか。

まあ買えるのだが、これまで禁忌(きんき)としていたルールを覆したのだから無理もあるまい。

潜在的な背徳と混乱は必然である。

ヴィーガンを継続していた私にとっての継続的な乳卵菜食回帰は、社会レベルでいえばコカインが合法化されたようなものだ。

帰宅途中に職務質問されたら、買い物袋の中の鶏卵が見つかってそのまま逮捕されていたことだろう。

 

ということで、実験結果は追って記事にするつもりだ。

 

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著/臣咲貴王



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