クリエイターとしての燻る葉巻の世界観

DANNEMANN(ダヌマン) TUBES PURE HAVANA FILTER

厭世思想のこの私だが、この世における小さな楽しみを一つ開拓しつつある。

それは、葉巻。

以前より、シガリロ(ドライシガー)というシガレットサイズの葉巻を稀に嗜むことはあったのだが、最近は湿度管理の必要なプレミアムシガーにも目覚め、シガー熱が覚醒傾向にある。

 

ちなみに、この記事のアイキャッチ画像に指定している葉巻は、ドイツのブランド、ダヌマンのドライシガー(DANNEMANN TUBES PURE HAVANA FILTER)。

 

そもそもだが、私は嫌煙志向の人種である。

そして、私の嫌煙思想を構築する根源となるものはやはりシガレット、膨大なる添加物に毒された粗末な紙巻タバコの蔓延と非喫煙者への配慮に欠ける喫煙マナーの横行に他ならないが、2010年代の本国における煙縮の流れにおいてそんな主張は機能する必要もなくなった。

 

葉巻の本分は香りを愉しむことにある。

紙巻タバコのように、生き急ぐがごとく数分でニコチンやタール、添加物を肺に詰め込むのではなく、あくまで口腔界隈に紫煙を燻らせ時の流れと共にその香りを厳かに愉しむ行為がシガーの醍醐味であるだろう。

一本を灰と化すのに、シガリロだと15~20分、プレミアムシガーであれば30~90分程度の時間が必要となるため、相応の余裕を確保せねばならず、私は今のところ、プレミアムシガーは月に一本以下、シガリロであれば週に三、四本のペースで消費している。

この程度であれば、人体への致命的な健康被害、そしてニコチンに対する依存症が花開く心配も少なかろうという独断。

 

私は特に、原則無添加のプレミアムシガーは勿論、シガリロに関しても添加物使用や人工的着香を施していないであろうナチュラルなシガーを好んで常習しており、あくまで自然派を求道している。

当然、ニコチンは葉巻にも含まれており、その量はタバコの比ではないが、葉巻には紙巻タバコのような発癌性の指摘される諸々の添加物が使用されていない点で私の心をくすぐるのだ。

 

そして、一般的にヒール扱いされるニコチンであるが、ニコチンを摂取するとヒトの脳内にドーパミン、セロトニンが分泌され、絶大なるリラックス効果を得ることができる。

我々ホモ・サピエンスの脳は、アセチルコリンという神経伝達物質がいっぱいになると快楽物質であるドーパミンを分泌させ、更にドーパミンの量をコントロールするために神経系に幸福感を及ぼすセロトニンが分泌される仕組みとなっている。

で、このアセチルコリンはニコチンと構造が似ており、脳がニコチンをアセチルコリンだと勘違いすることによって脳がこのような快楽を得るシステムとなっているようだ。

この構造は、喫煙がアルツハイマー型認知症やパーキンソン病などのリスクを軽減する効果があるとされる所以だと思われる。

そして、ニコチン摂取が過剰になり、脳がアセチルコリンの生産をやめてしまい、常にニコチンの摂取を待ち望む成れの果て状態に陥ってしまうことをニコチン依存症と呼ぶ。

脳がニートになるのだ。

ちなみに、人間のIQは一定ではなく、リラックスした状態ではIQが上昇する。

逆に緊張した状態ではIQが下がり、本来のパフォーマンス能力を脅かすことになる。

故に、ニコチン摂取によって想像力が高まることは、クリエイティブな業を司る者にとっては特に重宝し得る効果だといえるのではないだろうか。

 

私個人の習性として、煙によって衣服や生活空間に煙の匂いが付着することを執拗に嫌うので、自身も人前や部屋の中で葉巻を吸うことは一切ない。

ならば如何なる環境で葉巻を吸うのかというと、専らバスルームで半身浴をしながらウィスキーやラム酒、紅茶などと共に愉しむスタイルが最適な喫煙環境であると結論している。

シガリロ

入浴の流れの最初に葉巻の時間を取り入れているのだ。

一糸纏わずリラックスした状態で吹かす葉巻の芳香は格別であり、事後に洗体、洗髪するので匂いも着かず、即座に歯も磨けるので色素沈着問題の対策にもなり得る実に合理的な環境ではなかろうか。

 

自分に合った上質なシガーは、選民意識の芽生えを確信せざるを得ないほどの多幸感で脳を満たすことができるポテンシャルを秘めていると表現できる。

今後また、葉巻の記事を著す機会があれば、レビュー記事なども投稿していこうかと思い描く所存ゆえ、これにて。

 

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著/臣咲貴王

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