ゴールド&シルバーアクセサリーブランド xCROWxNILxTAILxCOCKxの由来に隠されたシンクロニシティ ~第二章~

前回の第一章に続いて、xCROWxNILxTAILxCOCKx(クロウニルテイルコック)というブランド名に関する追記的な記事となる。

 

xCROWxNILxTAILxCOCKxが、前身となるブランドである×黒×鬼×帝×國×(クロオニテイコク)の世界観を深めるべく誕生したというニュアンスの話を前回解説したが、もう少し深く踏み込んだところにもこの二つのブランド名に関わるシンクロニシティが存在する。

 

xCROWxNILxTAILxCOCKxの「TAIL」について。

これは「尻尾」を意味する英語である。

そして、「COCK」は「陰茎」と訳すことができる単語。

尻尾と陰茎、この二つの突起したシルエットは鬼の角に例えることができ、×黒×鬼×帝×國×の中にある鬼、転じて反骨的な精神の流れを汲んだブランドであることを隠喩している。

また、尻尾には目標を遮る雑念や誘惑、身に降りかかる火の粉を払うための「盾(たて)」の役割があり、陰茎には意志や信念を貫くための「矛(ほこ)」の役割がある。

これには、xCROWxNILxTAILxCOCKxのアイテムを身に纏うことで、それが装着主にとっての盾にも矛にもなり得る理想のマテリアルとなることを願う意味が込められている。

そして、陰陽の関係にある矛と盾は融合すると「矛盾(むじゅん)」となる。

これは、この世に蔓延る矛盾した真実に向けた猜疑心や、意識の中に存在する自己矛盾に対する憤りを表現している。

 

続いて、xCROWxNILxTAILxCOCKxの頭にある「CROW」と、尾に置かれた「COCK」の関係についての話。

xCROWxNILxTAILxCOCKxという字列を円周に沿わせると、尾と頭が付いて「COCKCROW」、「夜明け」を表す英語が顔を現す。

人類には、個人として、集団として、種としての目的があるはずで、目的を果たすまでの道程は光の見えない闇、つまり夜に例えることができると思う。

目的が結果に繋がると、晴れや曇り、たとえ雨であろうとも夜明けが訪れ、達成の度合いとは関係ないにせよ一つの目的を果たしたということになる。

そして、それと共にまた新しい目的が生まれ、そしてまた夜が訪れる…

このような周期の繰り返しによってこの地上世界は成り立っており、COCKCROWは星の自転や公転、月の満ち欠け、四季の移り変わり、生死などこの世のあらゆる循環の象徴であると定義することができるのだ。

 

更に、尾と頭が繋がった円形のxCROWxNILxTAILxCOCKxの字列は、まるで自分で自分の尾を飲み込もうとする蛇の姿である「ウロボロス」のようでもある。

ウロボロスとは、始まりも終わりもない完全な姿の象徴であり、当ブランドがコンセプトとするところの「神秘的マテリアルと退廃的世界観のケミストリー」、つまり相反する概念の融合によって完全なものを創造したいという目的意識とリンクするのである。

 

CROW、NIL、TAIL、COCKのそれぞれを繋ぐ役割を果たしている「x(エックス)」についても、二つの概念が交差、クロスして混ざり合うという意味があり、4つの単語を一塊に統合するための仲介役として機能している。

 

…二章に渡って詳しく解説してきたが、以上のシンクロニシティ(偶然の一致)が、×黒×鬼×帝×國×の空耳英語から偶然にも生まれたxCROWxNILxTAILxCOCKxというブランド名に隠されたコンセプトであり、一つの物語である。

今後ともこの名に恥じぬような作品の創造に邁進していきたいと考えているので、僅かでも気にかけていただけたならば感悦の次第。

 

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著/臣咲貴王



ゴールド&シルバーアクセサリーブランド xCROWxNILxTAILxCOCKxの由来に隠されたシンクロニシティ ~第一章~

私が個人で運営しているゴールド&シルバーアクセサリーブランドである「xCROWxNLIxTAILxCOCKx(クロウニルテイルコック)」というブランド名、屋号について、このブログでも触れておく必要がある。

この記事は、これまで別の場で述べてきたブランド名についての解説として最も詳細に彩られた灰汁の強い内容であるため、二章に亘って説明してゆこうと思う。

今回は第一章。

 

xCROWxNLIxTAILxCOCKxという言葉は言うまでもなく造語である。

CROW、NIL、TAIL、COCKの4つの単語をそれぞれxで1つに繋ぎ合わせた造語で、表面的な字面だけではこの言霊に込められた意味の深奥までは到底お伝えすることはできないだろう。

この話をするにはまず、西暦2006年にまで遡る必要がある…

 

当時の私は、「×黒×鬼×帝×國×(くろおにていこく)」という屋号のブランドを旗上げし、彫金作家としての活動に身を置いていた。

その頃に吐き出していた作品のクオリティは、近年の自分にしてみればハイクオリティと呼べる代物では決してなく、実制作の経験を積み上げるに従って、商品として創り上げた作品と脳内に思い描く理想とする造形との間にジレンマが生じ、活動後期においては過去の作品を商品として扱うことに対して違和感を感じ始めていた。

そういった期間を経て、西暦2011年、技術向上の末に完成した一つのスカルリングが、神秘的スカルリング「IESOD(イェソド)」18金スカルリング「NETZACH(ネツァク)」の原型であった。

過去のものとは一線を画して高いクオリティに仕上がったこのスカルリングは、×黒×鬼×帝×國×の名義で販売するには相応しい代物ではなかった。

これをきっかけに、×黒×鬼×帝×國×の活動を停止し、新設したブランドが現在のxCROWxNLIxTAILxCOCKxである。

 

結論から伝えると、xCROWxNLIxTAILxCOCKx(クロウニルテイルコック)という名は×黒×鬼×帝×國×(クロオニテイコク)の空耳英語で構成されている。

クロオニテイコク…、クロウニテイコク…、クロウニルテイコック…、クロウニルテイルコックといった具合に。

こうして、私が20歳の頃にインパクト重視の末に名付けた×黒×鬼×帝×國×という和名の屋号が、偶然にも英語とシンクロして生まれた名がxCROWxNLIxTAILxCOCKxであるのだが、これから述べるようにこの名はただの空耳英語にとどまるものではなく、ブランド運営における事業理念として重要な意味を見出すことができる名称であったのだ。

 

「神秘的マテリアルと退廃的世界観のケミストリー」というサブタイトルの下に設立したxCROWxNLIxTAILxCOCKx。

金や銀といった、古代から安定した価値を持ち続ける貴金属である神秘的マテリアル。

そして、現代社会の腐敗構造に対する疑問符の投下を象徴する退廃的世界観。

この二つの概念を融合させて、この世に自らの世界観を発信することが当ブランドの主要なコンセプトとなっていることを前提とすると、xCROWxNLIxTAILxCOCKxという名称の完全性をより理解しやすくなるだろう。

 

それぞれの構成要素が示す意味について…

xCROWxNLIxTAILxCOCKxの中の「CROW」、これは「カラス」で、黒色をイメージさせる単語だ。

精神世界の中に発生する退廃的な世界観の色はこのCROWに当てはめることができる。

次に、「NIL」は「無、ゼロ」を意味し、無から連想する色は白。

これは、物質世界に存在する希少なゴールドやシルバーの神秘的なマテリアルの神聖なイメージに当てはまる。

そして、「TAIL」と「COCK」は混ぜ合わせると「混合酒」を表す「COCKTAIL(カクテル)」となる。

これらを統合すると、「黒と白の融合」、つまり「神秘的マテリアルと退廃的世界観のケミストリー」というブランドコンセプトを表す実に理にかなった言霊となるのだ。

ちなみに、ケミストリーは「相性」という意味で使っている。

 

少し話が逸れるが、この世に存在するあらゆる概念は、善悪、優劣などの相反、いわゆる陰陽(おんみょう)の関係で表すことができる。

地上に生かされる愚かな我々知的生命体にとって、この陰陽の概念は個人や集団によって相違があり、生活の中でそれを原因としてあらゆる問題が起きたり、移ろう世界情勢の中で情報操作に染め上げられた相違の下に利用されて巨大な陰謀に巻き込まれているということも考えられる。

互いの正義と正義を争わせる戦争などは良い例で、認識の違いによって前者にとっての善が後者にとっての悪となり、前者にとっての悪が後者にとっての善となる場合だ。

大小問わずそういった危険性を回避するためにも、我々は相反する概念を一つに包括する高い視点を持ちうる概念についてより広い知識をもってしてイメージすべきであると思う。

黒と白の融合を意味するxCROWxNLIxTAILxCOCKxにはそのような意味も込められており、このブランドは単にアクセサリーブランドとしての存在意義にとどまることなく、人々が生きる上での命題としても君臨し続ける巨大な概念の象徴であると考えることができるのだ。

 

xCROWxNLIxTAILxCOCKxの基本構造については上記に述べた通りとなっているのだが、もう一歩踏み込んだところにも運命めいた深い意味が隠されているという話を次回はしたいと思う。

 

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著/臣咲貴王



シルバーアクセサリーの撮影を彩る小物としてのドライフラワー

最近手に入れたミニバラのドライフラワーの紹介。

美しく濃厚なワインレッドの花弁とそれをを包まんとする萌黄色の葉の生命力が好条件で保存されており、私の中では評価が高い。

ミニ薔薇ドライフラワー

 

花のミイラとでも形容しようか、数日で枯れてしまうであろう短命なる切り花の運命をドライフラワーという形で永きに渡って保存する方法は、自然界の循環にメスを入れる人類のエゴイズムによってのみ正当化される手段であるだろう。

ミニ薔薇ドライフラワー

 

xCROWxNILxTAILxCOCKxの商品撮影時において、被写体にドライフラワーを添える演出は私の中で常套手段となっている。

当ブランドのゴールド、シルバーアクセサリーは頭蓋骨などの死を象徴するモチーフのアイテムが多く、乾燥させた花の醸す寂寞たる雰囲気との相性は絶妙なのである。

特に、生前の優美に咲き誇る印象が強い薔薇はドライ後の黙然とした姿との対比を顕著に感じられるため、一種の死生観を表現する上で切り離すことのできない運命共同体であると言っても過言ではないだろう。

 

下の画像は今回入手したドライフラワーのものではないが、当ブランドの定番商品である神秘的スカルリング「IESOD」に赤いミニバラのドライフラワーを添えた写真。

神秘的スカルリング「IESOD」

 

当ブランドは、インターネット販売を主軸に置いた運営をしているので、商品写真の準備は絶対的に必要とされる業務の一環である。

ネットショップ運営における商品撮影の基本は、無背景のホワイトバック写真の方が商品のみの正当な印象を伝えるために有効であるという考え方もある。

しかし、当ブランドでは商品の世界観を最大限に引き出した写真を提供したいという考えの方が優勢であるため、現状ではこのようなドライフラワーなどの小物を使った演出で、xCROWxNILxTAILxCOCKxのブランドイメージをどのようにより深く伝えるかということを追求していきたいと考えている。

 

今回のドライフラワーもいずれ来るべき商品撮影の際に静かに添えたいと思っているので、いずれ。

>>楽天市場で「ドライフラワー スプレーバラ」を検索

 

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著/臣咲貴王



十字を切る悪魔的スリ板制作の実践

シルバーアクセサリー制作、いわゆる彫金を実施するにあたって、基本となる必要性の高い彫金工具の一つとして「スリ板」というものがある。

工具というよりは道具といった方がニュアンスは近いが、まぁ彫金アイテムの一つである。

スリ板は、糸ノコによる貴金属の切削作業や、ヤスリがけ、研磨などの際に、手元を安定させ作業効率を良くするための台のようなもので、語源はおそらく摩擦することを意味する「摺る(する)」から派生して、「すり板」と呼ばれるようになったのだと推測できる。

 

…簡潔に表現するとただの木の板なのだが、これを自分にとって好都合な形状に切り出して使うのだ。

小次郎 すり板 樫材 テーパー型 【HLS_DU】 02P09Jan16

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価格:734円(税込、送料別)

 

通常は、作業机に取り付けた「カスガイ」と呼ばれる部品にスリ板を固定して使用する。

S&F カスガイ ビス付 【HLS_DU】 02P09Jan16

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価格:712円(税込、送料別)

 

私もこの基本的なスリ板をもう十年以上使用していたのだが、作業環境のデザイン性に疑問が生じたため、当ブランドxCROWxNILxTAILxCOCKx仕様のオリジナルなスリ板を作ることにしたのだ。

 

まずは、木材を調達すべく東急ハンズ渋谷店へ。

そして、シンクロニシティのなせる技で、スリ板に適切であろう木材を発見したのだ。

 

十字スリ板

左手に見えている悪魔的色彩の木材が今回主役となるカメルーンエボニーという木材で、二本で¥7,000弱という仕打ち。

木材コーナーで数十分躊躇いに暮れた末に入手した。

ちなみに右半分の紫色の木材はパープルハート。

パープルハートは結局、今回の作業では使用しなかったので視界から割愛していただきたい。

 

とりあえず、これを思い描く形状に削り出してゆくのであるが…

漆黒に佇むこのカメルーンエボニー。

名のとおりカメルーンが原産地で、非常に重厚で加工が困難な木材である様子で、手にした感触もその密度の高さを感じずにはいられない代物である。

よって、削り出し作業は困難を極めた。

暗黒の粉塵に空間を支配されながらも諦めず奮闘すること数時間…

 

十字スリ板

十字スリ板

スリ板の母体が完成。

 

この二本を実際に組むと以下の様相になる。

十字スリ板

カメルーンエボニーの漆黒と十字を切るシルエットデザインの相乗効果が悪魔的な印象を演出しているではないか。

 

ちなみに、メイン板の固定材として使用している角柱のカメルーンエボニーにはいくつかの穴が空いていて、この穴に研磨作業に使うリューターというマシンの先端工具をセットできるようにしてある。

十字スリ板

まさに、機能性とデザインの融合。

 

クロスのスリ板は前々からイメージしていて、今回偶然にも適任であるカメルーンエボニーという木材と巡り逢ったことで実現に至った。

この十字を切るスリ板も前任のオーソドックスなスリ板に負けぬよう、十年、二十年と新たなパートナーとしてこき使い続けたいと思う。

 

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著/臣咲貴王