王の鼻舌第十六回。
現時点での私は、三ヶ月の内の二ヶ月を副業としての夜間肉体労働に従ずるという生活スタイルを継続中であり、その地獄の二ヶ月間の明けた5月1日(Tue.)、今後一ヶ月の仮釈放を記念し、楽しみにしていたハバナシガーの内の一本「HOYO DE MONTERREY PETIT ROBUSTO | ホヨー ド モントレー ペティ ロブスト」に火を灯した。
【プレミアムシガー】 ホヨードモントレー ペティ ロブスト ・1本・ショートロブスト系・キューバ産
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初体験銘柄のホヨー・ド・モントレー。
ラッパーの香りは、期待の膨らむ芳醇さだ。
味わいは如何なるものか。
例によって、バスルームで半身浴をしながら着火。
柔らかくミルキーな第一印象。
シガーでこのようなラクト(乳)テイストを味わうのは、個人的に新世界である。
そして、シルクのような煙触り。
美味しい。
加湿状態も良好で、ドローもちょうど良い。
舌に走るやや強い刺激を時折豆乳ティーでなだめつつ。
チャイコフスキーの「弦楽セレナーデ」をバックミュージックに、ひたすら戦闘の疲れを癒すことに専念する。
中盤、深みに嵌まりどんどん美味しさが増す。
舌に残るミルキーな甘さがひたすら心地よい。
ここで、ドライデーツを一粒頬張る。
葉巻とドライデーツ。
このミックスアップは最近開拓した新境地であり、葉巻の紫煙を弄るようにねっとりと絡み付くデーツの甘さが至高なのだ。
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後半戦に入ると、ややすっきりとした印象になる。
灰を折ると、火種付近の濃密な甘さが香り立つ。
その後の終盤戦はやや単調な味わいが続き、着火から約80分で投了となった。
自由奔放に天空を舞う若き天使のようなプレミアムシガー。
後半以降の味わいが少々拍子抜けだったが、総合的にはかなり満足できた。
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著/臣咲貴王