王の鼻舌 #2「DONTOMAS CLASICO ROBUSTO | ドントーマス クラシコ ロブスト」

DONTOMAS CLASICO ROBUSTO ドントーマス クラシコ ロブスト

「王の鼻舌」第二回。

 

ホンジュラス産のプレミアムシガー、ドントーマス クラシコ  ロブスト。

国内流通価格は一本750円。

今回は、こちらをハーフカットした個体を灰にしていく。

 

ラッパーの香りはソイリーな印象、つまり土臭さを含んでいる。

着火直後、フットから立ち昇る煙からは、アロマ系の甘い香りにサツマイモの質感を思わせる甘みがミックスされたような香りが漂う。

灰を折る度に、この華やかなアロマが溢れて心地よい。

発泡スチロールをスチロールカッターで切断したときの、ケミカル臭さに近い香りかもしれない。

 

喫味は、いわゆる出汁のような旨味が強い。

口腔から流出する煙の香りに特筆する点は見つからず、私好みのクリーミーな甘さはほとんど感じられない。

まるで平凡なサラリーマン人生のように煮え切らない味わいであり、後味に嫌な雑味が残るマイナスポイントが、その一生に更なる生煮え感をプラスする。

 

今回で2本目のクラシコロブストであったのだが、実は、1本目のときにニコチン酔いに襲われた経験があり、今回はそのリベンジ戦となった。

リベンジは果たしたものの、個人的なシガーランキングにおいては、今後リピートして吸うことはないプレミアムシガーのひとつに華々しく認定された。

 

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著/臣咲貴王

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