「王の鼻舌」第十三回。
今回は、「COHIBA SHORT | コイーバ ・ショート」。
サイズが小さいながらも一本一本がフィルム包装されており、シガーバンドまで巻かれているという演出が高揚感を煽る。
また、箱のギミックが特殊で面白い。
<ドライシガー> コイーバ ショート シガリロ (10本) [ビタータイプ] [キューバ]
価格:2500円(税込、送料別) (2018/2/6時点)
香り、喫味は「COHIBA SHORT | コイーバ・クラブ」に通じており、クラブのワンランク上のドライシガーといえるだろう。
尚、プレミアムシガーではなく、マシンメイドの葉巻となる。
着火。
クラブサイズ同様、濃厚でビターな喫味。
後半にかけて増してくる深く濃密な味わいは、流石コイーバといった印象なのだろうか。
全体を通してドライな印象だが、終盤にはウェットな艶も感じられる。
喫煙時間約30分。
長くもなく短くもない、中庸(ちゅうよう)な葉巻だ。
まあ、粗末なプレミアムシガーを吸うくらいならば、コイーバ・ショートを灰にする方が満足できるかもしれない。
正社員ではないが、優秀なアルバイトといった印象のドライシガー。
そういった意味では、やはり太さに欠けるだろうか。
しかしながら、時給分以上の働きぶりに感心した。
以下はブログランキング。
著/臣咲貴王