前回の記事に関連して、名刺も新たなデザインにリニューアルしている。
名刺においても、いつも自分でデザインから印刷に至るまでを担っており、字体やレイアウトなどをAdobe Photoshop Elements 5.0で弄び、自宅のプリンターで夜な夜な人知れず印刷しているのである。
自分にできることとできないことを見定めるのは、目標達成の効率化を図ることにおいて非常に重要であるが、私にとって名刺印刷は前者だ。
例えば、パッケージの実製作が後者であることには最近気付いたが、哀しいかな基本的には諸経費の問題が実権を握ることについて、私などは所詮この社会の被支配層であるにすぎないことを実感せざるを得ない点は実に不本意である。
今回の新しい名刺は実にシンプルで、ブランドロゴ、ウェブサイトURL、ブログURL、アーティスト名、メールアドレスのみを載せた簡素にして完成されたデザインとなっている。
不要な要素は何一つ帯びてない。
印刷に使用した名刺用紙はこちら。
エーワン 〔インクジェット〕 マルチカード 名刺 30枚 (A4サイズ 10面×3シート・グロスシルバー) 51305
価格:812円(税込、送料別) (2016/10/2時点)
A-oneのこのマルチカードは、硬質で耐水性に優れた名刺用紙で、高級感も兼ね備えているが故に、私は長年このシリーズを贔屓にしている。
今回はグロスシルバーを使用したが、個人的にはシャンパンゴールドの気品も高く評価している。
エーワン 〔インクジェット〕 マルチカード 名刺 30枚 (A4サイズ 10面×3シート・シャンパンゴールド) 51306
価格:812円(税込、送料別) (2016/10/2時点)
私の場合、公私共に人類との直接的な交流が少ないライフスタイルを選択しているが故に、名刺を渡す機会は自動的に希少イベントとなる。
しかしながら、名刺を新しくすると自然と心の戸締まりに対して寛大になり、名刺交換シンドロームすら発症しそうな高揚感に苛まれる感覚をポジティブに体感するが、それもせいぜい数週間といったところだろうか。
いずれにせよ、何かを創り出すことで得られる興奮が精神の拠り所となる傾向は、クリエイターとしての正解だと考えているが。
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著/臣咲貴王