髑髏展に向けた死の創造

髑髏展準備

11月18日(Fri.)より開催される髑髏展(どくろてん)に向けて、諸々準備中。

作品制作は勿論だが、ディスプレイにおけるキャプション等の作成が準備のメインとなっている。

 

そこで、値札をタグ付けする際の良いアイデアが降ってきたので実演しておく。

それは、プライスキューブとナイロン製の結束バンドの融合によって、以下のように可能となる。

プライスタグ

 

プライスキューブ(Sサイズ)

 

結束バンド

 

上記のSサイズのプライスキューブの空洞部分と、束ねて先端を切断した結束バンドの幅が、何とも見事に一致するのである。

これによって、高級感のあるプライスタグの実現に至るのだ。

 

髑髏展における当ブランドxCROWxNILxTAILxCOCKxの出展作品は、選りすぐりのスカルアイテム3点となる。

作品数に対してブースのスペースを多めに頂いているので、作品コンセプトを伝えるためのキャプションを充実させたいと考えている。

 

ここで、髑髏展にちなんで、髑髏に関連する話をひとつ。

ある研究によると、死を意識するときに人のパフォーマンスは向上するのだという。

例えば、人の死に直面した場合などには、同じ種として自己の人生について改めて深く考えることにより、その心象に基づいて生に対する愛しみが強く現れるのが自然な反応であると思う。

死を師として、己の現状に対する自問自答の末に、以前より高い意識で未来を迎えることになるという意味だろう。

またその効果は、死を連想させる髑髏モチーフのアイテムを身に着ける事でも現れるそうだ。

 

そういった「メメント・モリ」の概念を直に揺り起こす髑髏という命題が与えられた本イベント。

そこには様々な視点から捉えた創造的な死のテンプレートが犇くことになるはずだ。

尚、髑髏展出展作家は、色 OFFICIAL SITEをご参照ください。

 

ちなみに、最終日の11月20日(Sun.)は、19時頃からラストの22時まで在廊予定なので、私に御用の方はどうぞお越しくださいませ。

 

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著/臣咲貴王



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